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★わかっちゃいるんだが萌えてしまう厨設定★6厨め

736 風と木の名無しさん :2005/10/08(土) 22:23:22 ID:RBwSPvnW
続き

もともと義父は自分など愛してはいなく、金のため、自分の欲望の為に利用されていたと知る。
自分の求めていたものも崩れ落ち、か細い精神の糸がプツンと音を立てて切れる。

義父がいつもの様に寝室にAを呼ぶ。
いつもの様に入室するA。
今、義父の顔をみると、ただの欲望のままに動く、卑しく笑う肉の塊に過ぎなかった。
義父が興奮してAの腰を引き寄せる。するといきなり呻く義父。
Aの手にはナイフが握られており、義父の胸を刺したのだ。
そのまま息絶えそうになるものの、ナイフはギリギリ心臓を逸れている。
Aにはまだ義父に対する複雑な気持ちを消化できずにいる。
呻く義父に自分がされたと同じように、鞭を打ち、性器に針を刺し、首を絞めて、いたぶる事に興じる。
義父の呪縛から逃れるように、Aは義父を支配する。許しを請う義父。その目に一瞬、Aは気持ちが揺らぎ、また、愛してくれるのならと口にする。
しかしそう言うと同時に、引き抜いたナイフで一気に義父の心臓を貫いた。その迷いを断ち切る様に。

しかし義父を殺そうとも、真の意味で呪縛から逃れるのは叶わなかった。長年にわたる調教で体が、卑しい行為を求めるようになり毎晩疼く。
結局Aはそのまま、高級男娼とは名ばかりの、男娼としては最も底辺の存在として生きるようになる。




まあ、その、なんだ、救われないのが好きだ。しかもグロくないな。
文下手でゴメンナソ。


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