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★わかっちゃいるんだが萌えてしまう厨設定★8厨め

125 2/2 :2006/12/16(土) 21:14:32 ID:YAWyNeH00
真面目にやってきたおかげで就職難のこのご時世なのに大手企業に入社できた攻め。
営業職で忙しく飛び回りつつ、夜は苦手な接待もこなす。
その夜も得意先の客を接待し、深夜、やっとお開きになりタクシーに客を乗せ、
それを見送る。ため息をついてふとまだ賑やかな通りを見渡すと、通りの向こう側に
受けらしき青年が。好色そうな中年オヤジにしなだれかかるように寄り添っている受け。
受け――受けじゃないのか!? 道路を横切ろうと飛び出すが、飲酒運転なのか
猛スピードで走る車に阻まれ、中年オヤジと受けらしき青年はタクシーに乗り込んで
去ってしまう。

攻めの頭には、いつも受けのことがあり離れない。受けに会いたいがために、
少しでも受けに似た人間を見ると本人だと思い込んでしまうのかもしれない。
それに、受けは内気で優しくてはにかみ屋の少年だった。それがあんな風になってしまうのは
信じられない。けれど、自分が受けを見間違えるわけはないとも思う。
周囲からは努力家、好青年、前途有望と見做されているので、女性にもモテる。
けれども、攻めの頭にあるのは受けのことだけ。もう一度、彼を見かけたら・・
その時は必ずつかまえる。そうして苦境にあるのなら、自分が必ず救い出してみせる。
そう思っているのに、彼に会うことはなかった・・

受けは自分の美貌しか武器がないので、それを力に生きてゆくことしかできなかった、
とかならいい。
攻めと無邪気に遊んだ日々を支えに、でも男娼とかしているといい。
でも攻めと万一再会できたとしても、自分にはもう攻めに好意を持ってもらえなくて
当然なんだとあきらめていればいい。

いつか、攻めがイケイケねーちゃんにつかまって、お兄ちゃんゲイなのよねー、まったくとかいって、
お兄ちゃんの恋人なんだと受けを紹介されるといいよ。
そこから始まるラブストーリー。

逝ってきます。



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