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★わかっちゃいるんだが萌えてしまう厨設定★8厨め

727 風と木の名無しさん :2007/07/25(水) 20:35:33 ID:Hu6VhCSf0
段々感覚を失っていく受けに萌え。

始めは嗅覚、いつも感じる攻めのフレグランスの匂いがしないのを不思議に思うだけ。
次は味覚、濃くしないと味を感じられないから、作る料理が濃い味過ぎて攻めに心配される。
その次は触覚、受けは攻めの愛撫に欲情しない自分に嫌気が差す。

このあたりでようやく自分の身体がおかしくなってきたのだと受けは気付き、ネガティブになっていく。
攻めも同様に受けの身体を心配している。けれど、受けが普通に振舞っているので、それに付き合っている。

聴覚が段々弱り始め、攻めの呼びかけに中々反応しない受け。
何度も呼んで、ようやく受けは気付いて攻めに返事する。
「・・・何回呼んだ?」
という受けの質問に対し、攻めは気遣って
「一回だけしか呼んでない」
と答える。けれど、受けは自分の身体の異常に気がついているので、それが嘘だとわかる。
攻めに嘘をつかせた自分に更に嫌気がさして、受けは攻めの前から姿をくらます。

攻めは、いなくなった受けを必死に探す。
受けの知り合いや親戚の家をしらみつぶしに訪ね歩くが、見つからない。
誰も受けの行方を知らない。
やさぐれた攻めが、陰気なバーで呑んだ暮れていると、向こうの席での会話が耳に入る。
話の内容は「記憶喪失の男が行き倒れで病院に運ばれた」というもの。
噂しているところに乗り込んでも良いし、聞き耳を立て続けても良いけれど、とにかく
記憶喪失の男の容姿が限りなく受けに近い事を知り、攻めは直感的に「受けだ」と確信する。



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